小児科に行ったナースは幸せかというと、そうとも限りません。逆に、子供が好きだからこそ、小児科での現実にショックを受けてしまう人も。子供たちが病気で苦しむ姿や、幼くして命を落とす姿。小児科病棟でのそんな毎日は、子供好きであるがゆえに、想像以上の傷を彼女たちに与えます。
また小児科での看護師の仕事としては、医師の補助や採血、点滴、投薬などがありますが、これらがすべて成人とは違った技術が必要となります。また点滴、投薬などは恐怖で泣き叫ぶ子どもをあやしながら、または暴れないように抑えつけながらの仕事となり神経を使います。
病棟では小児麻痺などの動けない患者も多く存在するため、彼らの食事介助なども行います。また、病棟には、子どもの本来の欲求を満たせないストレスを貯めている子が多いです。同様に泊まり込んだり看護に明け暮れる親にも同様のストレスがあります。
こういった大変さからなのか、
看護師の転職の無料相談について考える人もいるようです。小児科の看護師を目指す学生さんがいるとしたら、この現実を少し覚え
ておいてほしいと思います。
PR